★すばる工房 アート制作スタジオ★

◆今回制作する

　和柄絵下絵見本・原画制作は

　【団七九郎兵衛】
　だんしちくろべい

　の制作を開始していきます。





◆団七九郎兵衛の

　迫力感を出すために

　刀を銜えた図柄に

　アレンジして図柄を構成し

　スジ描きを仕上げてみました♪


　団七九郎兵衛を

　ご存知ない方もいらっしゃると思うので

　下記に少しご説明を・・・







※写真は歌川豊国(三代)筆画より・・・

◆歌川豊国(三代)

　生没／天明六年（1786）～
　　　　　　　　　　元治元年（1865）

　初代歌川豊国の門人で

　雅号は歌川国貞だが

　後に師の名を継ぎ三代豊国を襲名！

　役者絵を得意とし早くから才を現した。

　以降60年の長きに渡り第一線で活躍し

　売れっ子絵師として絶大な人気を誇った。

　役者絵・美人画・挿絵・錦絵など

　膨大な数の作品を残し

　江戸随一の浮世絵師と

　言っても過言ではないだろう！



◆上の写真の絵柄は

　見立三十六句撰
　　　　「団七九郎兵衛」

　歌舞伎の「夏祭浪花鑑」から

　主人公の団七九郎兵衛が

　強欲な舅、義平次をトラブルから

　殺害してしまい

　井戸水で返り血を洗い流すといった

　場面を描いたものですが

　「雅俗随筆」によると

　団七は実在した人物のようだ！


　刺青画でも人気の高い図柄で

　多くの彫師さん達が

　アレンジして描いている！






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