◆法被裏地絵制作。。。須佐之男命3
◆数回に渡り、お伝えしております
祭り法被・特注裏地制作・・・
【須佐之男命図】
今回は第三弾のご紹介です。
◆前回は上記の龍の着色が
終了した所までをお伝えしましたが・・・
◆次に麒麟の色入れを致しました。
この様に全体のバランスを見ながら
配色していきます。
◆次にメインである須佐之男命の色入れを
いたしますが・・・
依頼者から頂きました資料では
須佐之男命の身にまとう衣装は白色です。
しかし、生地の下地の色も白なので
白を入れてもキレイに仕上がりません。
私のアトリエにある書庫室から関連書籍等を
探して当時の衣装を検証してみると・・・
この時代の衣装の色としては、真っ白では
無く、薄いベージュ色の様な色。。。とある。
神というイメージからして衣装の色を
真っ白にしたのだと思うが
当時の糸となる繊維質は不純物も混ざり
現代の様な真っ白では無い様だ!
しかしベージュでは肌の色と似てしまう為
私は、薄い茶色で着色致しました。
この様に単に和柄絵と言いましても
その一つ一つに意味があったりもしますので
描き手も資料等を集め参考にしておりますが
こうした膨大に集めた書籍・書物も重ばる為
私も書庫室を一部屋造り資料庫としてます。
これも絵描きとしては大切な資料なのです♪
さて、この続きは又次回。。。
★和柄絵アートギャラリー すばる工房
subarukoubou-shop@ruby.plala.or.jp
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